この記事では、楽天モバイルの海外ローミングについて、設定方法や注意点などを解説します。
海外への出張や旅行に行く際、スマホで地図アプリを使うなどネットが使えるのは必須ですよね。
今までは、そのまま利用するとなると1日数千円がかかったりとコスパが非常に悪く、海外専用のWi-Fiルーターのレンタルをしていた方が大半だと思います。
結論、楽天モバイルなら90の国と地域でそのまま利用可能!海外へ行く際は楽天モバイルを最大限活用していきましょう。
ただ、楽天モバイルで海外ローミング(データ通信)を行うためには事前の申し込みや設定が必要になります。
この記事を参考に、海外ローミングの設定をして海外でも自由にデータ通信を楽しみましょう!
【前提】楽天モバイルなら海外90の国と地域で追加料金なしで利用可能!

利用可能の国と地域 | |
---|---|
北米 | アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、カナダ、グアム、サイパン |
アジア | インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、パキスタン、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー |
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、ウズベキスタン 、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、ジブラルタル、ジャージー、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ポーランド、ポルトガル、マルタ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
中南米 | グアテマラ、グアドループ、ブラジル、フランス領ギアナ、ペルー、マルティニーク、メキシコ |
中東 | アラブ首長国連邦、イスラエル、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン |
アフリカ | アルジェリア、エジプト、ガーナ、タンザニア、チュニジア、南アフリカ、モザンビーク、モロッコ、レユニオン |
まずは結論からお伝えすると、楽天モバイル の「最強プラン」 なら海外90の国と地域で利用可能です!
基本料金プランの「最強プラン」の中に2GBまでの海外データ通信も含まれており、追加料金なしで海外ローミングが利用可能!
アメリカ、イギリス、フランス、韓国、中国、オーストラリアなど主要国をカバーしています。利用には特別な申し込みは不要で、my 楽天モバイルアプリ内で設定をONにするだけで使用可能です。
例えば、「インドネシアに数日間遊びに行く!」「お買いもので韓国で使いたい!」「楽天モバイルをアメリカで使いたい!」という方でも安心です。
そのため、楽天モバイルを活用することで、海外出張などの際でも海外専用Wi-Fiルーターのレンタルをしなくてもよくなり、節約にも繋がります!
では、具体的にどのように設定していくのか、注意点はあるのかという点を解説していきます。
楽天モバイルの海外ローミングの設定方法2ステップ
楽天モバイルを海外で利用する際の「海外ローミング」の設定はたったの2ステップのみです。
日本国内で行うこと、海外に着いてから行うことの2つに工程が分かれます。
帰国する際はこのステップを逆に行えばOKです!
では、楽天モバイルの海外ローミングの設定方法を順番に見てみましょう。
ステップ①:「海外ローミング(データ通信)」の設定をオンにする

楽天モバイルを海外で利用するには、my 楽天モバイルアプリでローミング設定を有効にする必要があります。
アプリ画面下部の「契約プラン」の画面から「プラン・サービスの設定」に進み、その先の画面の「海外ローミング」をオンにする。
※デフォルトでオンになっている可能性があります
なお、国内で必ず行う点は注意してくださいね。
ステップ②: スマホの設定アプリからデータローミングをオンにする

続いて、海外に到着したら上記の画像の手順で設定してください。
iPhone、Androidどちらも同様の手順ですが、機種によって若干メニュー表記が異なる場合があります。
また、海外から日本に帰国した場合は「my 楽天モバイルから海外ローミング」、「スマホの設定アプリからデータローミング」をオフにすることを忘れずに!
海外から日本へ帰国したら、手順は①②の逆を行えばOKです。
楽天モバイルの「海外ローミング」4つの注意点
注意点①:楽天回線対応機種以外は利用できない
注意点②:2GB超過後の速度は128Kbps
注意点③:データ容量追加は1GBあたり500円
注意点④:帰国後はmy 楽天モバイルで「海外ローミング」をオフにする
上記の4点が、楽天モバイルの海外ローミングの注意点になります。
特に、海外で使えるデータ量については、2GBになる点は注意しましょう。
注意点①:楽天回線対応機種以外は利用できない

楽天モバイルを海外で使うためには、楽天回線対応機種以外は使えない点は注意しましょう。
例えば、(左)ドコモの「Xperia XZ SO-01J」を選択した場合と(右)楽天モバイルの「Xperia Ace」を比較したものが上の画像です。
楽天モバイルで購入したスマホ端末であれば基本的には問題ありませんが、他社で購入した端末やSIMフリー端末を使う場合はご注意を。
「海外に行ったけど全く使えない( ; ; )」なんてことになったら最悪ですよね。。
楽天モバイル公式ページの「ご利用製品の対応状況確認」にて、機種が対応しているか必ず確認しておきましょう!
注意点②:2GB超過後の速度は128Kbps
楽天モバイルの海外ローミングは、データ容量の制限があるので注意しましょう!
海外指定66の国と地域にて、 パートナー回線エリア(海外)の高速データ容量を使い切った場合、パートナー回線エリア(海外)での通信速度が最大128kbpsに制限されます。
通信速度が128kbpsでは、地図アプリですらかなりきつい通信速度です。
万が一、通信速度が制限されたらデータチャージで追加購入することをおすすめします。
注意点③:データ容量追加は1GBあたり500円
楽天モバイルの海外ローミングで2GBを使い切ったら「データチャージ」でデータ量を購入しましょう。
上記で解説したように、楽天モバイルの海外ローミングでは2GB超過後は通信速度が128bpsに制限されます。
そこでおすすめしたいのが「データチャージ」というもの。
「my 楽天モバイル」から1GBあたり500円(非課税)にて簡単に追加購入することができます。
料金はかかるものの、大手キャリアなどでは通常1GBあたり1,000円かかるので楽天モバイルはかなりお得と言えるでしょう。
楽天モバイルのデータチャージについては別記事で詳しく解説しておりますので参考にしてくださいね!

注意点④:帰国後はmy 楽天モバイルで「海外ローミング」をオフにする
海外から日本に帰国した場合は「my 楽天モバイル」から海外ローミングをオフにすることを忘れずに!
手順については上記で解説したとおりで、my 楽天モバイルから行います。
オフにしなくても基本的に問題はありませんが、通信トラブルなどの観点からオフにしておくことをおすすめします。
海外ローミングで通信できないときのチェックリスト【トラブル対処法】
①my 楽天モバイルでローミング設定がONになっているか
②スマホ本体のデータローミングがONか
③機内モードがOFFか
④APNが「rakuten.jp」になっているか
⑤現地の通信事業者に自動で接続されているか
⑥2GBを超えていないか
海外で楽天モバイルが使えないと感じたら、上記の内容を確認してください。
海外ローミングで通信できない場合は、何かしらのトラブルやエラーが起きている可能性があります。
これらを確認しても改善しない場合は、アプリからチャットサポートを利用するのも有効です。
楽天モバイルがあれば海外に行く際のWiFiのレンタルが不要!
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
2GB | 1,058円 |
3GB(2GB +データチャージ1GB) | 1,558円 |
4GB(2GB+データチャージ2GB) | 2,058円 |
5GB(2GB+データチャージ3GB) | 2,558円 |
楽天モバイルを持っていれば、海外でのWi-Fiレンタルは不要です!
楽天モバイルは海外でも2GBまで高速通信でデータ通信を行うことができ、仮に通信制限がかかったとしても500円/1GB(非課税)で購入が可能です。
仮に1ヶ月海外で使った場合の料金をまとめたのが上記の表になります。
安いのはもちろんですが、わざわざ海外専用のWi-Fiルーターをレンタルする手間やスマホ一台でOKな点などを考えるとメリットは大きいです。
海外に行く際はぜひ楽天モバイルを活用しましょう!
楽天モバイルの海外ローミングでよくある質問に回答!
この項目では、楽天モバイルの海外ローミングについてよくある質問に回答していきます。
海外ローミングで不安のある方は、記事の内容とこの項目を確認してくださいね。
Q1:中国やアメリカでも使えますか?
はい、楽天モバイルは中国・アメリカを含む90以上の国と地域で利用可能です。
ただし一部エリアでは通信が不安定になる場合や、対応バンドの違いでつながりにくくなることがあります。
出発前に対応エリアを確認しておくと安心でしょう。
Q2:海外でテザリングは使えますか?
楽天モバイルでは海外でもテザリングが可能です。
ただし、利用する端末や現地の回線状況により速度が遅くなることがあります。
特に無料の2GB容量を超えると速度制限がかかるため、テザリングを多用する際は追加チャージも検討しましょう。
Q3:家族名義でも使えますか?
原則として、楽天モバイルの国際ローミングは契約者本人名義での利用が前提です。
家族のスマートフォンで利用したい場合は、テザリングやSIMの貸し出しなどが考えられますが、名義の違いによるサポート対象外となることもあるため注意が必要です。
Q4:海外で通信できないときはどうすればいい?
まず、my 楽天モバイルアプリで「海外ローミング」がONになっているかを確認しましょう。
次に、スマホ側の「データローミング」が有効か、機内モードがOFFになっているかをチェックしてください。
それでもつながらない場合は、APN設定や現地回線の選択も見直す必要があります。
Q5:海外利用時に追加料金はかかりますか?
毎月2GBまでは無料で海外ローミングが利用できます。
それを超えると、1GBごとに500円で追加チャージが必要になります。
また、対象外エリアでの利用や音声通話には別途料金がかかる場合があるため、公式サイトで料金表を事前に確認するのがおすすめです。
Q6:対応していない国ではどうなりますか?
楽天モバイルの海外ローミング非対応エリアでは、モバイルデータ通信・通話ともに利用できません。
Wi-Fi環境があればインターネットは使えますが、モバイル回線に依存する機能は制限されます。
渡航前に目的地が対応国かどうか確認しましょう。
楽天モバイルの海外利用(海外ローミング)についてまとめ
✓楽天モバイルなら海外90か国でそのまま利用可能!
✓海外ローミングの設定は2ステップのみ!
✓2GB超過後は128kbpsになる点は注意!
✓楽天モバイルがあれば海外専用のWi-Fiルーターが不要!
楽天モバイルの海外利用(海外ローミング)について、上記のような内容を解説しました。
楽天モバイルは海外でも2GBまで高速通信でデータ通信を行うことができ、仮に通信制限がかかったとしても500円/1GB(非課税)と格安での購入が可能です。
しかも、追加料金なしで利用可能で海外ローミングの設定も非常に簡単です。
楽天モバイルなら90の国と地域でそのまま利用可能なので海外専用のルーターレンタルは不要です!
スマホ一台で海外でも楽しめるのは節約にもなりますし、安心です。
海外ローミングに対応している格安SIMはほとんどないので、海外出張が多い方などは楽天モバイルを選べば間違いないでしょう。
海外利用のSIMカードを探していたり、よく海外で使う方は楽天モバイルを検討してみて下さいね!