この記事では、povo2.0からahamoへMNP乗り換えする方法について手順や申し込み前の注意点を解説します。
ahamoは、ドコモのオンライン限定プランで、格安で大容量のデータ通信を使えるのが人気のサービスです。
ahamoでは、ドコモと同じ電波を安定した通信速度で使えるのが特徴です。
月額料金を抑え、かつ安定的な通信速度でスマホを使いたい!という方にahamoは特におすすめできます。
この記事を参考に、povo2.0からahamoにMNP乗り換え手続きをしてみてくださいね。
まずは確認!ahamoとpovo2.0の料金プラン
月額料金 | 通話料 | 公式サイト | |
---|---|---|---|
ahamo | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 | 5分以内かけ放題:0円 かけ放題:1,100円 | こちら |
povo2.0 | 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 150GB(180日間):12,980円 | 5分以内かけ放題:550円 国内通話かけ放題:1,650円 | こちら |
ahamoとpovo2.0の料金プランは上の表の通りです。
ahamoは、月額2,970円という一つのプランでデータ量が20GB、5分以内の通話がかけ放題が無料でついてきます。
また、ahamoの「大盛りオプション」を追加することでデータ量は100GBまで使えます!
一方、povo2.0は基本料金が0円で利用環境や必要なデータ容量に応じて、トッピングを購入するというサービスです。
利用状況に応じてpovo2.0のトッピングを購入できるので、無駄が最小限に抑えることができますね。
povo2.0のスマホはそのままahamoでも使える?
利用回線 | |
---|---|
ahamo | ドコモ |
povo2.0 | au |
povo2.0で利用しているスマホは、そのままahamoで使えない可能性があります。
ahamoはドコモ回線を使っていますが、povo2.0ではau回線を使ったサービスです。
そのため、今使っているスマホがそのまま使えない可能性がある点は注意しましょう。
しかし、povo2.0で利用していたスマホがSIMロック解除がされていれば、そのままahamoでも使える可能性が高いです。
povo2.0からahamoにMNP乗り換えする前に、今のスマホがSIMロック解除されているか確認しておくと安心ですね。
また、スマホ端末によっては使えない場合があるので、なるべくahamoでスマホをセット購入するのがおすすめです。
スマホ端末が対応しているかどうかについては、事前にahamo公式サイトを確認しておきましょう!
povo2.0からahamoへMNP乗り換え前に確認・準備すること
①MNP乗り換えに必要な費用の確認
②MNP予約番号を取得する
③本人確認書類・毎月の支払い書類を準備
povo2.0からahamoへ乗り換えする際に「事前に確認・準備すること」については、上記の3点になります。
povo2.0ならオンラインでMNP予約番号を簡単に取得できるのでご安心を!
povo2.0からahamoへ乗り換えする前に、確認・準備しておくことでスムーズに申し込みができるので、それぞれ順番に見ていきましょう。
①:MNP乗り換えに必要な費用の確認
支払い費用 | |
---|---|
povo2.0への支払い | 解約金:0円 MNP転出手数料:0円 |
ahamoへの支払い | 新規事務手数料:0円 |
povo2.0からahamoへMNP乗り換えする際に、それぞれにかかる費用は上の表の通りです。
povo2.0では最低利用期間がなく、MNP転出によるMNP手数料や解約金が発生しません。
また、ahamoについても新規事務手数料が一切かかりません。
そのため、povo2.0からahamoへMNP乗り換え時に、余計な手数料が一切かからないのは安心です!
詳しくはahamo公式サイトをご参照くださいね。
②:povo2.0のMNP予約番号を取得する
MNP予約番号取得方法 | 取得可否 |
---|---|
ショップ | × |
電話 | × |
オンライン | ○ |
povo2.0からahamoにMNPする場合は、povo2.0でMNP予約番号の取得が必要です。
この10桁のMNP予約番号を今回新しく契約するahamoへ伝えることで、電話番号を変更しないで乗り換えることが可能!
MNP予約番号については、電話がつながらず時間がかかったという経験持っている方も多いのではないのでしょうか。
ちなみにpovo2.0のMNP予約番号の取得方法は、オンラインでの発行になります。
auショップでは、povo2.0のMNP予約番号の取得ができない点は注意しましょう!
今までのようにMNP予約番号の発行のために何時間も掛かるということはなく安心です。
MNP予約番号をオンラインで取得する方法
①povowebサイトにログイン
②お客様サポートから「その他」⇒「解約・他社へのMNP」を選択
③画面上の指示通りに進んでいただければOK
上記手続きより、povo2.0のMNP予約番号を取得することができます。
発行したpovo2.0のMNP予約番号については、マイページから確認することもできます。
MNP予約番号の発行は即時で行われますが、手続きに時間がかかる可能性があるので余裕を持った申し込みスケジュールを立てましょう。
povo2.0の基本プラン契約とは別にトッピングを契約している場合、基本プラン契約の解約をもって自動的に解約になります。
前述したとおり、解約手数料やMNP予約番号の発行手数料はかからないのでご安心を!
なお、povo2.0からahamoへの転出手続きが完了次第、povo2.0のSIMは使えなくなります。
③:本人確認書類・毎月の支払い書類を準備
・本人名義のクレジットカード
・本人確認書類
・補助書類(※場合によっては必要)
povo2.0からahamoにMNP乗り換えする前に、上記のように本人確認書類や毎月の支払書類などを準備しましょう。
ahamoを契約する場合、申し込み手続きの後半で支払い設定のカードと本人確認書類が必要になります。
クレジットと免許証があれば、ahamoの申し込みはかなりスムーズにいくのでおすすめですよ!
本人確認書類が保険証などの場合は、住民票などの補助書類が必要になるので事前に準備しておきましょう。
ahamoの申し込みから受け取り後の3つの手順
手順①:ahamoに申し込む(15分程度)
手順②:SIMカードが届いたら回線切り替え手続きをする(2~3日後)
手順③:ネットワーク設定(APN設定)をする(5分程度)
事前の確認や準備ができたら実際にahamoの申し込みに進んでいきましょう!
この項目ではahamoの申し込み手順について、3つに分けて解説していきます。
申し込み手順①:ahamoに申し込む
①オプション・アクセサリを選択
②契約条件の確認
③お客様情報入力/請求先情報入力
④この内容で申し込む
ahamoを申し込む手順は上の通り。
ahamoの公式サイトの「申し込みはこちら」ボタンより、お申し込み画面にお進みください。
手元には、事前に取得した「povo2.0のMNP予約番号」や「本人確認書類・支払い設定のカード」を用意しておきましょう。
povo2.0で購入したスマホをそのまま使う場合は、SIMカードのみで申し込みを進めます。
申し込み手順②:SIMカードが届いたら回線切り替え手続きをする
ahamoの申し込みが完了すると2~3日で製品が到着します。
ahamoで端末をセット購入した場合は、製品到着後にスマホなどから「ahamo公式サイト」にアクセス。
「配送状況・開通へ」をタップして、「切り替え(開通)」のボタンをクリックすれば、数分程度でahamoの回線に繋がります!
「回線切替」をした時点で、povo2.0の解約が自動的に行われるので、自身での解約は不要です。
今使っているスマホをそのまま使う場合、SIMロック解除されているか事前に確認しましょう。
なお、ahamo開通手続きは午前9時〜午後9時の間に行う必要がある点は注意しましょう!
申し込み手順③:ネットワーク設定(APN設定)をする
ahamoで購入された製品は、自動的にインターネット通信接続が完了するので、ahamoのAPN設定はご自身で行う必要はありません。
しかし、SIMフリーの端末や、元々使っていたpovo2.0のスマホを使う場合はAPN情報を参照して設定しましょう。
またpovo2.0で購入したスマホは基本的にそのまま使えますが、場合によってはAPN設定が必要になります。
APN設定については、ドコモ公式サイトを参考に進めてくださいね。
povo2.0からahamoへMNP乗り換えするときの注意事項
注意事項①:MNP予約番号には有効期限がある
注意事項②:トッピングで購入したデータ量は返金できない
注意事項③:通信回線(キャリア)が選べない
注意事項④:ahamoのかけ放題は外せない
povo2.0からahamoへ乗り換えするときの注意事項についても確認しておきましょう。
注意事項①:MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号には、取得日から数えて15日間の有効期限があります。
また、ahamoへのMNP手続きについては、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があるので取得タイミングには注意しましょう。
そのため、MNP予約番号を発行してからなるべく当日中に乗り換えの申し込みするのがおすすめですよ。
万が一、MNP有効期限が切れてしまった場合は、費用がかからないものの再取得しなければならないので非常に面倒です。
povo2.0からahamoへ乗り換える際は、手続きをする予定に合わせてMNP予約番号の発行をするようにしてくださいね。
注意事項②:トッピングで購入したデータ量は返金できない
povo2.0では、データ量をトッピングで都度購入する形式です。
povo2.0の基本プランを解約した場合、トッピングで購入したデータ量が残っていても、MNP手続きが完了した時点で利用できなくなります。
また、差額の返金も行わないので購入したデータ量は使い切ってからahamoへMNP乗り換えすることがベストです。
ただし、月額利用トッピング(通話かけ放題など)の場合は、差額分を後日返金されるとpovo公式サイトに以下のように記載があります。
<返金について>
月途中の解約の場合、継続購入のトッピングについては以下の通り請求させていただきます。
・通話トッピング:満額請求(ただし、当面の間は翌月に日割り返金いたします)。
・スマホ故障サポート:解約日前日までの日割り分を翌月に請求。
前述した通り、通話トッピングの場合の差額分は返金されますがデータ量については返金ができません。
そのため、povo2.0で購入したデータ量は、しっかりと使い切ってから乗り換えるようにしましょう!
注意事項③:通信回線(キャリア)が選べない
楽天回線 | au回線 | ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | |
---|---|---|---|---|
ahamo | × | × | 〇 | × |
povo2.0 | × | 〇 | × | × |
povo2.0はau回線を、ahamoはドコモ回線を利用したサービスです。
そのため、他社で購入したスマホ端末をahamoで使う場合は、SIMロック解除の手続きが事前に必要になります。
ドコモ以外で購入したスマホを使う場合は、事前にSIMロック解除がされているのか必ず確認しておきましょう。
注意事項④:ahamoのかけ放題は外せない
月額料金 | |
---|---|
5分以内かけ放題 | 0円 |
かけ放題 | 1,100円 |
ahamoでは、上記のように5分かけ放題が無料でついてきます。
かけ放題オプションを取り外すことができないため、かけ放題が不要な人や5分以内では足りないという人は注意が必要です。
5分以内では足りないという人には、時間や回数制限なしでかけ放題となる「かけ放題オプション」がおすすめ。
なお、10分以内無料や通話パックなどの通話サービスはないので、デフォルトの5分かけ放題かかけ放題オプションを選択する形になります。
povo2.0からahamoへMNP乗り換えタイミングはいつがおすすめ?
povo2.0からahamoへMNP乗り換えするのは、トッピングで購入したデータ量が使い終わったタイミングがおすすめです。
povo2.0でデータ量のトッピングを購入している場合、データ量が余っていてもahamoへ乗り換えたタイミングで利用できなくなります。
しかし、かけ放題オプションなどの月額料金のサービスについては日割りで請求がされます。
よって、月末付近でデータ量トッピングを使い切ると、一番無駄がないですね。
また、ahamoではMNP転入を開始した月は、日割りで請求がされます。
povo2.0からahamoへ乗り換える場合は、なるべく月末付近を狙ってトッピングを使い切り、手続きを進めましょう!
povo2.0からahamoへMNP乗り換え/よくある質問
povo2.0からahamoへ、MNP乗り換えする際のよくある質問についてまとめます。
ahamoへのMNP乗り換え手続きをする前に、確認しておきましょう!
povo2.0からahamoへMNP乗り換えする際、電話番号は変わる?
povo2.0からahamoへMNP乗り換えする際、電話番号は変わりません!
povo2.0でMNP予約番号を事前に取得し、ahamoの申し込みの際に入力をすることでpovo2.0で使っていた電話番号をそのまま使うことができます。
povo2.0の予約番号の取得方法は、下記で解説しているので確認しておきましょう。
また、ahamoの申し込みの際は「新規申し込み」「MNP申し込み」の2種類があるので申し込みの種別は間違えないように気を付けましょう!
povo2.0からahamoへMNP乗り換えする際、データ移行はできる?
povo2.0からahamoに乗り換えた際に、スマホ端末をセットで購入するとデータ移行が必要になってきます。
iPhoneならiCloudが主流、AndroidならGoogleバックアップを使ってデータ移行を行います。
数年前と比べてデータ移行はかなり簡単になっていますが、事前にバックアップを取ってから機種を変更しましょう!
なお、スマホのデータ移行については、自己責任になる点は注意しましょう。
povo2.0からahamoへMNP乗り換えする際、eSIMでの申し込みはできる?
ahamoではeSIMでの申し込みができます!
eSIMを活用することで2回線での運用ができるようになるので、検討している方も多いのではないでしょうか。
ahamoの申し込みの際に、SIMカードの種別をeSIMに設定すれば申し込みは可能です。
eSIMでahamoを申し込みした場合、手続き後にすぐに使えるようになりますよ。
povo2.0からahamoへMNP乗り換えする際、SIMカードの返却は必要?
SIMの種別 | 返却 |
---|---|
au回線 | 不要 |
povo2.0からahamoへ乗り換えるた際、SIMカードの返却は不要です。
再利用もできないので、povo2.0からahamoへMNP乗り換えが完了したら、SIMカードは割ってから破棄してください!
povo2.0からahamoへMNP乗り換えについてまとめ
✓月額2,970円で20GBまで使い放題!
✓違約金やMNP手数料なしで変更可能!
✓povo2.0のMNP予約番号の発行はオンラインで簡単にできる!
✓povo2.0のMNP予約番号は即時発行!
✓解約後はSIMカードの返却は不要!
povo2.0からahamoのMNP乗り換えについて、上記のような内容を解説しました。
ahamoはドコモと同等の電波を利用しているので、回線速度も安定しており安定した速度で利用したいという方には特におすすめできます。
povo2.0からahamoなら、手数料や解約金がかからずMNP乗り換えすることができるので安心ですね。
スマホを快適に使うことができるので、ぜひこの機会にpovo2.0からahamoへの乗り換えを検討してみてください。
また、今ならdポイント還元やボーナスパケットなど嬉しい特典も…!
この記事を読んで、「povo2.0からahamoへMNP乗り換え」のメリットや申し込み手続きの簡単さが伝われば嬉しいです!